落雷の時期は梅雨時が多いですが、落雷のない時期でもブースター損傷が起こります。就寝まではテレビ受信できていたのに朝、テレビが受信できなくなった。

 今でも多くの問い合わせがあります。自宅に訪問し原因調査すると、ブースター損傷でテレビが受信できなくなっています。

 自宅周辺に度々、小規模な落雷の発生によりブースターへのダメージが重なりテレビのスイッチを入れた時、起電力でブースターが損傷しテレビが受信できなくなったと思われます。

 ブースターはブレーカーの役目にもなっています。ブースター電源部とブルーレイレコーダー、テレビとケーブルで接続されています。落雷で電源部が損傷(断線)することで、ブルーレイレコーダーやテレビには落雷の高電流が阻止され損傷を防いでくれます。

 強電界(アンテナ受信レベル高感度)地域にはブースター設置は必要ないと思う方もいると思います。しかしブースターがブレーカーの役目を果たしてくれる事を考慮すると、ブースター設置をお勧めします。